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「弱さ」が生み出す力

先日、北海道浦河と言うところにある社会福祉法人「浦河べてるの家」の理事長
向矢地 生良(むかいやちいくよし)と言う方のお話しを聞く機会がありました。

べてるの家は、精神障害をお持ちの方々が様々な活動を行っておられるところだそうです。
その実践活動が最近注目されているようです。
べてるの家を当事者の方々とつくってこられた向矢地氏は、どんな病気でも、否定的なものではなく、
誰もが少しでももっている弱さで、その弱さを真ん中につながっていくことが強さにつながっていくと。
1人1人が尊重される世の中になることは、1人1人の弱さは重要と。
弱さの情報公開は重要と。
近代社会は心身ともにかえって暮らしにくくしているのではとよく言われる。近代社会しか
生きたことがないけれど、太古の昔は昔でストレスはあったとは思うので・・・
そこんところはよくわからないけれど・・・
でも私たちは自然の中で心は安らぎ、人の優しさの中で本来の自分を取り戻すことがある。
本当に誰もが弱さを分かち合い生きやすい世の中であるといいのに・・・
ほんと、「弱さ」を中心に世の中をつくりかえていけたらきっと、誰もが生きやすいだろうなあ・・・
改めて、共感をいっぱいしたり、弱さは重要と言われて、元気をもらった講演会でした。

このべてるの家のことを教えてくれたのは息子でした。
鳥取に住む息子は昨年べてるの家の講演会をべつのところで聴いて、共感して、
お正月に帰省した時に話してくれたのです。
が、北海道か・・・・と、遠い世界のように、ぼんやり思っていたのですが、
偶然にも先日京都市内で講演会があり、行ってきた次第です。
思い切って行ってよかったです。息子よありがとーーー









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No title

俺も聞きに行きたかった!
大学休んでよかったかな(笑?

とはいえ、べてるの家ってなんかおもしろい空間であることは確かやと思う。
昔にストレスがなかったって言うより、少なくとも現代みたいにつながれないストレス?みたいなのは少なかったのではないかってことでは、と思うかな。
近代に入って明らかに人のつながりが希薄いなってきたっていう感覚が彼にはあるらしい。本読んだりしてると、世界を捉える感覚が違うことを実感する。
し、地域学部の理念?自体も実は「つながりを取り戻す」だったりする(笑

ゼミでこのべてるの家とかそこの当事者研究とかを何回か扱ったわけやけど、この理念が地域づくりにどれだけ活かしていけるのか。自分自身がどのように生きていくのかを考えさせられる。
「弱さの情報公開」って言葉にするとたいそうに聞こえるけど、結局困ったときとかつらい時に、「困った!」「つらい!」って声を挙げられて、誰かが手助けしてくれるってことじゃないかな、と。

次帰るときは、覚えてたら資料もって帰ります。
ではでは、息子でした
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ひみちゃたい

Author:ひみちゃたい
人形劇・ファミリーひみちゃたいは、京都市を拠点とする人形劇団です。
幼稚園、保育園、保育所、児童館、放課後デイサービス、地蔵盆など、
依頼を受けて上演に出かけます。

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